夏の海は、御宿に行こう♪ ~月の沙漠はキレイな砂~

東京駅から約1時間半。

少し遠く感じるかも知れませんが、
一度は訪れてみる価値があると思います。

そして私のように毎年リピーターに。

★魅力的なポイント★
・海と砂浜がキレイです。
・広さも十分で、人口密度が低め。
・駐車場が1日1000円(主に)
・サーファーさんも大喜び。

ではでは、東京から御宿の海とその周辺を紹介させて頂きます。
※紹介というよりお散歩記録なので、文章より写真/動画を眺める程度にどうぞ。

訪問日:2023年7月17日(月) 『海の日』

東京駅から1時間半(4,070円)

東京駅から特急で最初に出発するのは7:15。
わかしお1号でございます。

車両が駅に到着するのは6:58。
ホームにあるNewDaysの営業は7:00から。

時間に余裕はあるので、ゆっくりお買い物をしましょう。

※アドバイス※
『わかしお』では車内販売がありません。
飲み物、食べ物はしっかり準備しておきましょう。

そして、一人旅の列車と言えば、
少しのお酒と、電子書籍。

目的地に到着した後も、飲食店は海の家くらいなので、
軽く食事も済ませておきましょう。
※御宿駅付近のコンビニは、少し離れたところに1件でした。

電車に揺られて、まったり過ごせばそのうち着きます。

御宿駅

都会育ちの人が初めて訪れた場合、少し驚くと思います。

1つしかないホーム。
 年季を感じる駅舎。
  山に囲まれた風景。

「こんなところに海があるのか?」と。

大丈夫です。10分ほど歩きますが、海はあります。

駅から見える木々は、南国を感じますね。

そして、
夏に訪れた際に感じると思います。

「暑いけど、じめじめしてないから気持ちいい♪」

「空気が良く、わずかな潮の香が良い♪」

そうなんですよね。
東京の排気ガスに囲まれていると夏はツライですが、
自然の木々に囲まれた環境って、気持ちいいんです。

駅を出てすぐ左手には、観光案内所があります。
目的が海以外にもある人向けにレンタサイクルもやっているようです。

駅からも見える薬マークの建物『ヤックスドラッグ』
朝7時から開店しており、
海遊び関連、軽食、飲み物、お酒もあるので便利ですよ♪
 
 
さて、前置きが長くなりましたが、
本稿のメインテーマ『海』に行きましょう。

御宿町 中央海水浴場

駅前の大通りを何となく進んで右折し、
もう少し進むと車向けの案内版が見えてきます。

  

ここまで来れば近くに清水川も流れていますので、感覚で海に行けるでしょう。

最初に見えてくるのは売店とウォーターパークですが、それは後述としまして。
ウォーターパークの前を通り過ぎると、

『Amigo Onjuku』の愉快な看板が歓迎してくれます。

サボテンなのは、月の沙漠と合わせているのでしょう。
面白いですね♪

さぁ、目の前には白い砂浜と海が待っています。

ONJUKUモニュメント。いいですね♪
カラフルさが夏のテンションを上げてくれます。

9時前後に着けばそこそこの混雑

日取りや天候も影響すると思いますが、
遅くとも8時から9時の間にはビーチに着くスケジュールとした方が良いでしょう。

モニュメントの左右を海の家が囲んでくれています。


 
 

御宿の砂は特別♪

上の写真を見て「黒いのは?」と不思議になりますよね。

これはゴミや汚れなどではありません!

純粋にキレイな白い砂と何か(いいもの)が混ざり合い、
波の満ち引きにより彩られたグラデーションです。

~御宿の海と砂浜が良いことを伝えたいだけの動画~

このような細かい模様が出来るほど細かくサラサラな砂ということですね。

以下、『足で砂浜を撫でた』写真です。

黒くなっている箇所は凹凸による影ではなく、
前の写真に写されているのと同様に、砂のグラデーションです。

手でやると、もっと細かくて綺麗な描写になるので、
是非やってみて下さいな♪
 
 

御宿の砂のスゴイ写真

この写真、スゴイですよね。
あまり伝わらないかもしれませんが、生で直接見ると…
「龍が描かれている?」
と、ぱっと見で思いました。

濃い線のところは人為的ではなく、
砂の割れた部分が縁どられているのです。

他にも、

と、自然な水の流れが描く水墨画の様です。
 
 
また砂の繊細さが解る写真として、

清水川が海に変わる境には、
砂の断層を見ることができ、ちょっと興奮します。
 
 

砂浜の端まで

中央海水浴場を砂浜沿いに進み、
岩和田海岸の端まで行くと、多機能トイレが設置されています。

手前に見えるのはシャワーで、
柱にあるボタンを押し込むと水が出てくれます。
 
 
海水浴場内のマナー看板と、
公営岩和田海岸駐車場の案内看板です。

みんなで正しく楽しみましょうね♪
 
 

御宿 ウォーターパーク

営業時間が9:00からなのですが、
なかなかの行列で大人気です。
(写真の倍くらいの長さの列です)

私は独り身なので入場予定はありませんので、
外からの写真で楽しさが伝われば幸いです。


 
 

月の沙漠記念公園

清水川に沿って歩けば、月の沙漠記念公園入口が見えてきます。

海に向かって進めば、
王子さまと王女さまがラクダにまたがり旅をしている様子の像が飾られています。

少し読み難いですが、
像の建築に携わった方々の名が刻まれた碑もあります。

  

そして、すこし隠れたところに…

「月の沙漠を はるばると、
 旅のらくだが 行きました。
 金と銀との くらおいて、
 二つならんで 行きました。
 
 先のくらには 王子さま。
 あとのくらには 王女さま。
 乗ったふたりは おそろいの、
 白い上衣を 着てました。」

『加藤まさを』さんが、御宿海岸で詠った詩です。

ここ以外にも詩が刻まれた碑がありますので、
続いて紹介致します。
 
 

月の沙漠通りで詩を観る

砂浜沿いに舗装された道路が通っており、
月の沙漠公園入口より先の方には道に石碑がはめ込まれています。

写真だけですが、連続して貼りますので、
お時間に余裕がありましたら読んでみて下さい。

撮り漏らしもあるかもしれませんので、
御来訪の際には、改めて探してみてください。
 
 
おまけで、
ウォーターパーク付近は軽食・売店が並んでおり、
こういうのぼりを見ると、おなか減ってきますよね♪


 
 

清水川と網代湾

綺麗な砂浜を挟んで清水川と網代湾があります。

清水川には小さな魚がけっこうな数で生息しており、
澄んでいる水の良さもあり、月の沙漠通りからも魚が見えます。

川の先には、網代湾。

清水川の綺麗な水が、網代湾に流れる様子を動画にしていますので、
18秒程度ですが感じて頂ければ幸いです。

~ 網代湾と清水川 ~


 
 

月の沙漠記念館

月の沙漠記念公園の向かいには、記念館が建てられています。

このひな壇状の造りは、
花火大会の観覧用でしょうか。

残念ながら『2023年中止』のようですね。

※御宿町観光協会公式サイトより
 https://onjuku-kankou.com/event/hanabi/

建物の入り口は、向かって左手です。

今日は『紙を用いた22人の作品展』をやっているようですが、
有料でした。(残念)

ですが、
その手前のお土産コーナーは自由に入れるので覗いてみましょう♪

大きなエビアミーゴぬいぐるみが立っています。
高さは2メートルくらいですかね。
可愛い。

入口すぐ横には『世界の砂』が飾られていました。

国内の鳥取砂丘だけでなく、
タヒチ、ドバイなどなど、ホントに世界中の砂が集められてますね。

これらは観賞用なので、ご注意くださいな。
 
 

ロペス・メキシコ大統領来訪記念碑

月の沙漠を通り、岩和田海岸を過ぎたところに道しるべが立っています。
メキシコ記念公園があるとの事。

小道を通り『Bコース』と記された小道をまた入り、
さらに『メキシコ記念公園まで0.2Km』の道しるべの示す先は…

 

なかなかに大変そうな登り道ですね。

200メートルもこの登り道というのは結構大変です。

ある程度進んだかと言うところで三叉路があり、
そこを登ると…

休憩所?
まさかココが記念公園!?

小高い丘から望む海岸景色は、なかなかですね。

高いところは良い…。
難しい事を何も考えず、視界にある情報だけが全てになれる。

さて、残念賞ではない事を祈って、
三叉路のもう一方を進みますと、

光が見えます!
この光は希望の光です!!

旗が見えます!
よかった、こっちが本命の記念公園のようですね。

記念公園に着いたので、
正しく正面からの一枚を。

すごーく高い碑が見えますよね。
これ、本当にスゴク高いんです。

なんと高さは17メートル!

近くで見ると、ホントに高くて、
首だけでなく、のけぞらないと頭頂部が見ることのできない高さです。

歴史の勉強も含めて見ておくと良い一つですね。
 
 

日・西・墨 三国交通発祥記念之碑

※日本、スペイン、メキシコ の3国です。

こう言ってはなんですが、
知らずに遠くから見ると何だか解らず、
「カエルの像?」というのが最初の印象です。
(同時間に来訪していた他の人達も言ってました(笑)

ここからの眺めは先ほどの休憩所よりさらに良いです。

岩和田漁港の防波堤がいいアジ出してます。

なお、碑に添えられているプレートには名前が刻まれており、
当時の乗組員が記されているとのことです。
 
 
以下、歴史跡を記す看板なので一読してみて下さいな。

また、御宿駅前の通りにも『ロペス通り命名趣意碑』があり、
1609年(慶長14年)の事が少々と、
その後の御宿、アカプルコに関する事が記されてしました。


 
 
おまけ。
山道歩道ではなく、車道を通る『船谷トンネル』ですが、
「徒歩では危ないから通るのは止めようかな?」
と思っていましたが…

安全です。
 
 
以下、御宿町公式HPの『日西墨三国交通発祥記念之碑』リンクです。
https://www.town.onjuku.chiba.jp/sub4/3/mexico_kinentou1.html
 
 

その他の紹介

以下、細々したものですが簡単に紹介致します。

関東ふれあいの路

御宿海岸を歩く道として、
約10Kmのお散歩ルートが紹介されています。
 
 

御宿町歴史民俗資料館

ちょっと気になる資料館。
今回は入館を見送りましたので、
秋など、暑さの和らいだ季節にまた来ようと思います。
 
 

御宿とメキシコ・アカプルコ市、テカマチャルコ市

御宿とメキシコ・アカプルコ市、テカマチャルコ市は、硬い友好の絆で結ばれています。
ONJUKU y ACAPULUCO y TECAMACHALCO Mexico estan unidos pro estrechos lazos de amistad.

とのことです。
過去の歴史から結ばれる友好関係は素敵ですね。
 
 

清水川遊歩道入口(海岸近道)

ヤックスドラッグを過ぎてすぐ。
清水川を渡る小さな橋に添えられた案内看板です。

ここを通るか、我が道を行くか。

どちらも海に通じているのでお好みで楽しみましょう♪
 
 

大宮神社と八坂神社

静かな住宅地に、ひっそりと建てられている神社です。

手を合わせて、旅の無事を祈りましょう。
 
 

あとがき

海岸線沿いに一通り堪能しましたので、帰路へ。

帰りの電車がくるまでの待ち時間。
駅前のヤックスドラッグでおにぎりとキンキンに冷えたヤツを。

 

良い天気と海と砂浜。
歩き回った散策路。

緑に囲まれ、良い空気。

さて、わかしおさんが迎えに来てくれたので、
帰りものんびりお昼寝しましょう。


 
 

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