ちょっとした運動がしたくて軽登山を始めてみようと思った人へ。
「高尾山なら新宿からすぐだし、
いろんなルートがあって面白いよ♪」
と、おススメです。
今日はそのルートの1つ、
『稲荷山コース(3.1km)』
を紹介致します。
私のお散歩記録なので、文化的な情報はありません(笑)
コースの下見程度に写真を眺めて頂ければ幸いです。
新宿から高尾山口へ
東京の移動中心地『新宿』から出発する場合であれば、
京王線を利用されると良いと思います。
各駅停車であれば、1時間20分
特急であれば、1時間未満
と、たいした乗り換えもなく簡単に行けます♪
早朝に電車のって、寝て過ごすのがおススメです(笑)
さて、寝て過ごしましたので無事到着。
山です!緑です!大自然でーす♪
1時間ちょっとうたた寝していただけで、
こんな緑豊かな土地に来れるって、東京って便利ですよね。
さて、改札を出ますと
駅のキレイさに少々驚くと思いますよ♪
高尾山口駅とコース選択
駅のデザインも良い感じに山の壮大さを感じますね。
改札を出た正面には、
大きく『ハイキングコース案内図』の看板が建っています。
コース線がいっぱいありますが、
概ね3つと想いって頂いて大丈夫ですが、簡単に紹介致しますと、
①.1号路から各種派生
観光に適しています。
基本的にアスファルト舗装されているため足元が安心です。
観光客も多く、お散歩にぴったり。
②.6号路(びわ滝コース)
「ちょっと軽登山感を感じたい!」
「水辺が大好き♪」
という方へおススメです。
③.稲荷山コース
今回紹介するコースですが、ハッキリ言って
『映えポイントなんて、ありません!(笑)』
ですので、
今回の紹介は『同じような写真が何枚も…』という感じになると思います。
如何に地味で大変なコースであるかを知っていただき、
実際に登ってみるかの選択情報になればと思います。
駅から登山口まで
改札を出て右方向に進みますと、小さなお店がいくつか並んでいる通りがあり、
その先には『いよいよ登山口だ』と言った感じの分岐路があります。
右手方向が『①.1号路から各種派生』
左手方向が『②.6号路(びわ滝コース)』『③.稲荷山コース』
です。
左手方向に進むと、
立派なケーブルカー乗り場の建物が建っています。
ビアマウントの文字に惹かれますが、13:00からですし、
何よりも登った先なので(笑)
また、この広場には売店がいくつか並んでいますが、
平日はお休みのご様子なのでご注意下さいな。
※喫煙所あります。
さて、ケーブルカー乗り場の横にある小道。
こちらを進んでいくことになります。
稲荷山コースへ
1分も歩かないうちに、
『②.6号路(びわ滝コース)』
『③.稲荷山コース』
の分岐点が見えます。
さて、いよいよ登山感が出てきましたね♪
看板にあるとおり『足元に十分注意して通行して下さい』ね。
路の幅は、二人がやっとすれ違える程度の幅です。
なお、ココだけでなく登りが急なポイントは概ねこれくらいの幅です。
お稲荷さんに、こんにちは
コースに入って2~3分登ったくらいのところに、
お稲荷さんのお社が見えてきます。
本コースの見どころ其の1ですね♪
(2つしかありませんが)
手を合わせて、登山の無事をお祈りしましょう。
「おはようございます。
いい天気ですね。
楽しんでくるので、見守っていてください。」
言葉には、言霊がありますので
特に恥ずかしがる必要もありませんよ。
しっかり伝えて、守護してもらいましょう♪
さて、左に見える登りを進んでいくとしましょう。
ひたすら登る
いきなりですが、
樹の根で凸凹な道を進むことになります。
ですが、
この樹の根が良い感じに階段状となっており、
登山者を助けてくれています。
大自然の恵みに感謝。
と、進んで行きますと…
◆ 400メートル地点
このルートでは概ね200~300メートル間隔で道標が建っています。
「これくらい進んだのか」
「あと、どれくらいなのか…」
などの良い情報になりますね。
辛いと思ったら、素直に休憩しましょうね。
山道は怖く、疲れによるふらつきで踏み外したら大惨事です。
お稲荷さんと約束した通り、
『楽しんでくる』
が大切ですよ♪
この先は、しばらくの間『土と根』を歩くことになります。
ですが、心配しなくても大丈夫です。
ここ数年ですが、
足元がぬかるみやすいところには、木製の階段が敷かれました。
たぶん、登山者数が増えたのと安全確保のため、
頑張って足場を固めてくれたのでしょうね。
ありがとうございます。
◆ 600メートル地点
まだまだ始まったばかりですよ~。
◆ 800メートル地点
◆ 1000メートル地点
ここら辺は足場が悪く、急になっているので
木製の足場が多く設置されていますね。
ある意味『楽な区間』ですね♪
◆ 1200メートル地点
ちょっとゆったりした下り、平地が続いたと思ったら…、
登ります!
ひたすら登ります!
(まぁ、登山ですからね…)
もう少し進むと、
『高尾山頂(まき道)』と
『稲荷山展望台・高尾山頂』
の分岐看板があります。
ココは右方向を進んで稲荷山展望台を目指しましょう。
それにしても、
看板の横にある階段の高さから解りますが…、
結構な角度ですよね。
これが延々と続きますので頑張って行きましょう♪
分岐点からほんの少し進んだところに、
展望台が見えてきます。
稲荷山展望台から
◆ 1400メートル地点
本ルート最大のポイント『稲荷山展望台』です!
うーん。
展望出来ない…。
『ここからの眺め』案内では、
八王子の市街地のみでなく、
新宿、池袋、スカイツリーなどなどが紹介されていますが…、
「樹々が生い茂っていてよく見えないよ!」
と、少し残念ですね。
また、ウッドデッキにはベンチが設置されていますので、
ここらへんで少し休憩するのも良いと思いますよ。
「まだ、半分以上残ってますからね♪」
さて、
ここから少しの間は下り道が続きます。
まだまだ登る
ここから先は、ホントに山道を進むだけ。って感じです。
なので、景色も似たようなのが続きます…。
◆ 1600メートル地点
◆ 1800メートル地点
◆ 2000メートル地点
ここら辺は、道幅も広くゆったり歩けますね。
さぁ、あと1/3です。
頑張って行きましょー! p(^o^)/
◆ 2200メートル地点
ココは一つの棟地点でしょうか、
空が広く見えるようになってきます。
そして、そこを過ぎると少しの下りが続き…
◆ 2500メートル地点
分岐路が2つあり、
左手前にある
『高尾林道を経て、ふれあい館 小仏城山』
の案内は、
『森林ボランティア活動拠点施設
施設及びトイレの利用はできません』
とありますので、進まぬようご注意下さいな。
奥の分岐は『6号路へ』の分岐となります。
真っ直ぐ進み、高尾山頂を目指しましょう♪
ここから先の木製階段ですが、
少し心地よい音がします。
支えの柱が空洞になっているため、
硬い登山靴の靴底が木路を踏む衝撃で、
『木琴楽器』のように音が軽いです♪
歩いてて何だか楽しくなり、
気分もアゲアゲ、体力回復♪(なんてね)
さあ、あと少しですよ~。
◆ 2800メートル地点
分岐がありますが、迷わず木路を登り続けますと、
小さな休憩所があり、ベンチが設置されています。
あとほんのちょっとですが、
疲れが溜まっている人はココで一休みしましょう!
(ホントに)
最後の追い込みです!!
急な階段、
狭い通路、
後ろからのプレッシャー(笑)
テンポ良く登って行っても2~3分。
休み処無しに、背後のプレッシャーが迫ってきます!
疲れていたら、素直に手前のベンチでお休みしましょうね。
さて、
太ももとふくらはぎが限界を迎えそうになるころには…、
高尾山の山頂が見えてきまーす♪
(*´▽`*)、(*ノωノ)、ヽ(^o^)丿
お疲れ様でした。
3.1kmの長旅の終わりです!
ここから見える景色は本当に素晴らしいです。
最後の追い込みによる疲労感からの達成感も最高潮で、
何とも気分が晴れ晴れしますよね。
約90~120分の登山路ですが、
いかがでしたでしょうか。
山頂からの眺めで心を癒されたら、
お次は、お腹ペコリンコを癒してあげないと。ですね♪
少々(だいぶ)お高い値段設定になっていますが、
疲れた体を癒してあげましょう。
帰路とその後の贅沢を♪
下山するには1号路(薬王院経由)を選ぶと良いと思います。
登り疲れた脚で6号路などを下るのは危険なので、
今度はのんびり観光気分で帰りましょ♪
(と言っても、下りの方がツライ場合もありますが…)
そして下山しきったら…、
高尾山口駅の横にある高尾山温泉『極楽湯』
入場料は 1100 / 1300円。
バスタオルのレンタルが 250円。
下りも含めて約3時間も頑張ったんですから、
少しくらい贅沢しちゃいましょ(笑)
特におススメしたいのが『露天の岩風呂』で、
夏の暑い日差しを浴びながら、
40℃の熱い風呂に入る。
という、普段の生活どころか旅行でもやらない行為。
たまりませんなぁ。
お風呂上りは、温泉内の飲食施設も良いですが、
駅前のコンビニでビールとお総菜パンで安く済ませるのもまた一興。
さてさて、お疲れ様でした。
また、新宿への長時間電車ですが、
疲れと温泉とビールで癒されながら、寝て過ごしましょう。
おやすみなさい・・・zzz。
その他
お店は9時から!
早朝に到着する事が出来る高尾山口駅ですが、
コンビニなど、残念ながら『9時からの営業』となっています。
現地での食料調達を期待している方はご注意下さいな。
とっても川がキレイね♪
さすが、山の麓。
駅前に流れる川ですが、とても水がキレイですね。
川遊びが出来るような場所はありませんが、
綺麗な川は、水のせせらぎを感じているだけでも癒されますよね♪