『自然観察公園』と『スポーツの森公園』お散歩記録 ~東京都北区~

『自然観察公園』と『スポーツの森公園』お散歩記録 ~東京都北区~

晴れた日は、少し歩いて公園をお散歩すると、幸せを感じますよね。
気分が滅入っているときも、癒してくれます。

本稿は、2023年6月にお散歩で訪れた、
東京都北区にある『赤羽自然観察公園』と『スポーツの森公園』を紹介しています。

赤羽自然観察公園

歴史と風雨を重ねてきた雰囲気がある看板からスタートです。

東門は残念ながら、常時大幅開門をしてくれている様子はありませんね。
※20歩あるけば、入れるところが見つかります。

入園後、最初に迎えてくれるのは2つの案内図。

石堀りの良い感じのと、
見易くしてくれている絵の地図。

左にある石堀りの地図ですが、
日差しの関係で見難くてすみません。

近寄るとちゃんと見れるので、大丈夫です。

そして御隣りの案内図です。

記されているのは、左上から
・ジャブジャブ池
・どんぐりの森
・水鳥の池
・稲田
・ふるさと農家体験館
・とんぼ池

ここらへんまでが、立ち入れる様子で、
他は保護地域の様子です。
※多目的広場は、スポーツの森編にて

右側ルートを進んでいくと、
良い感じの木陰から建物が見えてきました。

ふるさと農家体験館

この公園で一番の目玉に行きます。

小道を進んで見える景色は…、

立派な茅葺き屋根の古民家ですね♪

庭先も広く、
当時は鶏の放し飼いなどしていたのでしょうね。

今は田舎でもこういう建物に出会えないので、
なんだかほっこりします。

庭の片隅には、ナスやキュウリなど、
いくつかの野菜も育てていました。

正面から中に入ってみると、
最初に目に映るのは『台所』でした。

石造りの釜戸に、しっかりとはまった羽釜など。

当時の職人さんも良い仕事しますね♪

右を向いたら…、

畳張りの八畳間と隣接して2部屋。

そうですねぇ。
私も昔(実家)ではこういう家で暮らしてました。

ごろんと横になりたい気持ちですが、我慢です。
 
 
奥の方にも何部屋か残っていますが、
それは実際に訪れて頂いた時の楽しみとしまして。

お次は『倉屋』です。

母屋を通って行くこともできますが、
ここはあえて外からの通りで、

いい感じの離れがありますね。

中を覗いてみると、
木造の船と紹介写真が飾られています。


 
 
一部を紹介すると、

礎石のすえ付け。
建て方。
茅葺き。
建具工事。
などの復原建築から、
それらに関する詳細な説明が記されていました。

振り返れば、瓦などの当時の物も展示されています。

こういうのって、
子供の頃の社会科見学では『見て終わり』って感じでしたが、
大人になってから見ると、
『ほえ~』って関心しながら何分も眺めていられますよね

上を向けば、立派な茅葺き。

素敵です。

雨風、台風などにも耐えられる立派な造りは、
今も昔も、日本の職人ならではなんでしょうねぇ。

さて、お外からの写真を添えて古民家編は終わりです。

お次は、建物を出ると飛び込んでくる風景です。

稲田と散歩道


2023年6月中旬

小ぶりではありますが、田んぼに稲が植えられていますね。
毎年の季節ごとに植えるイベントでもあるのでしょうか。


2023年8月初旬

秋にもまた見に来ようと思います。

次のルートへのお散歩道は、
木々に囲まれ、木漏れ日がのんびりした気持ちにさせてくれます。


 
 

ジャブジャブ池、水鳥の池、とんぼ池

最初にお伝えすると、
この区域は『かなり残念』です。

いくら自然観察のための公園としても…という感じです。

ジャブジャブ池

この池は…、かなり残念ですね。

汚れている様子は無いので多少の手入れをしていると思いますが、
この池から何を感じ取ったらよいのか…。
 
 

水鳥の池、とんぼ池

公園の中央を流れる川の周辺ですが、
このあたりは、ほぼ放置しているのでしょうか。

ささやかに流れる川の周囲には草木が生い茂っていますね。

自然観察の成果としては十分ですが、
公園としてはちょっと残念ですね。

写真では伝えにくいですが、
地図中の中央はホントに草木だらけです。


 
 
さて、自然観察公園はここまでとして、
是非一度足を運んで、あなたの眼で他も見てもらえると良いと思います。

次はお隣りへ。

赤羽スポーツの森公園

木々に囲まれた入口が、涼しさを感じさせ、
動かして火照った体を癒してくれそうですね♪

芝生も丁寧に手入れされており、
とても整備されていました。

※ちなみに、トイレも毎日しっかりお掃除されていました。

また、
入口すぐにルールも記されているので、しっかり守りましょう。


 
 

身近な遊具

園内に入ってすぐの中央広場に設置されている遊具たちを紹介です。

定番の滑り台。
園児など小さな子供にも安心サイズで、
親御さんもゆったり見守れますね。

謎の乗り物?
ボヨンボヨンと動いたら少し危なそうな感じでしたが、
子供が乗ってキャッキャするのでしょうね♪

微笑ましいです。

小学生中~高学年向けと思われる遊具。
ひねりが加わった雲梯状のものなど、難易度を感じます…。

その横には!

ターザンロープです!

これ、私、使ったことないです。
ですが、大人(オッサン)が遊ぶには少々ハードルが高いですよね。

お次に、筋力系の紹介で。

びょんぴょんボード。
「健康は脚から」と重要なメッセージが込められています。

そうですよね。
定年過ぎて、おじいさんになってもお散歩していたいですね。

ストレッチバー。
ぐーーーっと体を伸ばして、気持ちよくなりましょう♪

サッカー場

私、義務教育の体育でしかやったことないので、
ちゃんとしたサッカー場は初めて見ます。

キレイですね!

中央広場の芝生手入れから解る通り、
ここもしっかり手入れされています。

反対のゴールまでの距離を見ると、
気分が高まって走り出したくなります(笑)
 
 

多目的広場

中央広場ののすぐ横に、多目的広場があります。

ここは、ほんとに『みんなで仲良くご自由に』といった感じです。

日差しの関係からとても読み難いですが、
 「今日は、広場を、だれでも利用できます。
  危ない遊びや他の利用者の迷惑はやめましょう」
と記されています。

サッカー場にして3面くらいでしょうか。
横には野球の投球練習場も設置されています。
 
 

多目的広場(休憩/炊事場)

木々が良い感じに茂っている広場があります。

中にはテーブル、イスも設置されており、
学校行事などで使用できる感じですね。

すぐ横に炊事場(水洗い場)も用意されています。

マンガやアニメでみた『カレーを作ったあとで洗う』とか、
こういう場所でやっていたんだろうなぁ…。
と、
田舎育ちには叶わない夢を想像してみました。

炊事場には立派な炊事と水洗いの設備がありますね。

みんなでキャッキャとお料理したら楽しそうです♪
 
 

トイレ情報

スポーツの森公園と自然観察公園を合わせると、とても広い公園になります。

そのなかでトイレ事情はとても大切だと思いますので、
しっかりチェックしておきましょう。

トイレのある箇所は下図の4つです。

自然観察公園のトレイ①

清潔度 :★★☆ …公園としての平均値です。
清掃回数:★★☆ …不明ですが、1日1回は行われていそうです。
大きさ :★★☆ …公園規模、利用者数からすると妥当。
紙の補充:★★☆ …問題なし。
形式  :和式、洋式の併設
ウォッシュレット:なし

公園の中央に建てられている管理事務所の、
バーベキューエリアからの入り口がトイレです。

中は結構キレイで、
照明は人感センサーによる自動点灯、消灯です。


 
 

自然観察公園のトレイ②

清潔度 :★☆☆ …何というか…。
清掃回数:★★☆ …たぶん、1日1回は。
大きさ :★☆☆ …男女共用です。
紙の補充:★☆☆ …。
形式  :和式
ウォッシュレット:なし

公園東側の入り口からすぐ右手のところにあります。

確かに、公園の利用者層からするとこれくらいかも知れませんが…、
さすがにもう少しキレイでちゃんとした施設にした方が良いと思いました。

もしかしたら、
ふるさと農家体験館でお願いすれば貸してくれるカモしれません。
 
 

スポーツの森公園①②

清潔度 :★★☆ …公園としての平均値です。
清掃回数:★★☆ …不明ですが、1日1回は行われていそうです。
大きさ :★★☆ …公園規模、利用者数からすると妥当。
紙の補充:★★☆ …問題なし。
形式  :和式
ウォッシュレット:なし

球技場の設備内にトイレはあると思いますが、
公園側にも2カ所設置されています。

このあたりは利用者が多いのか、
観察公園の管理事務所と合わせて小まめにトイレがあると安心ですね。
 
 

おまけのあとがき

今回紹介した公園のだいたいの位置が解る写真を貼っておきます。

また、
自然観察公園の東口に向かう激坂。

自転車乗りだった私には、こうグッとくるものがありますね♪
 
 
埼京線『赤版駅』と三田線『本蓮沼』の中間地点にある公園。
距離にして1km前後なので、お散歩で行くのも程よいと思います。

また、近くには『味の素ナショナルトレーニングセンター』という、
立派なスポーツ施設があり、日本では最高峰クラスだそうです。

是非、これを期に何となく訪れてみて下さい。

以上です、ありがとうございました。